【MTG復帰勢涙目】ミステリーブースターの開封を楽しむのは難しい【当たりリストはレアリティ順ではダメ】
どうも、フライデーナイトマジックは仕事で参加できないのでほぼ毎週金曜日の深夜に凸待ち配信をしているSDGsマンです。
配信中、視聴者さんからの対戦凸はほぼいつでも受け付けていますので気軽に遊びに来てくださいね。
さて、ミステリーブースターについてガツンと調べたので記事にしてみました。
思った以上に長くなった&リストだけ見たいって人もいると思うからリスト部分を切り出して2つの記事にしています。
四の五の言わずに当たりリストだけよこせって人はコチラをどうぞ。
※ただ、特殊な順番で並べているのでお時間があるなら後から読んでもらった方がオススメです。
>【MTG統率者向き?】ミステリーブースターの当たりをリスト化したらひどいことに【収録カード約1700種類】
なんでこんな記事を作成することになったかというと、ひょんなことからミステリーブースターのBOXを5個も手にいれたんですよ。
しかしパックを剥いてみて気づいたんですがミステリーブースターの開封はめちゃくちゃ大変なんです。
というのも、ミステリーブースターは過去40以上のセットから再録カードで構成されているんですが、なんと収録カード数が約1700あります。
ここ最近発売されているエキスパンションに収録されているカード数はだいたい250前後なのですべて再録カードとはいえ1700という数がどれほど多いかが分かってもらえるかと思います。
しかしながらただ単純に1700種類ってだけならそんなに困らないんです。
ミステリーブースターの開封がどうして難しいのかについて説明をしますね。
ミステリーブースターの開封が大変な理由
もし、あなたがカードの評価なんてどうでもいい、ただ純粋に開封したいだけというバーサーカー状態の開封ジャンキーな人なら特になんの問題もないと思います。
でも、多くの場合は開封をするってことはその中に入っているカードを楽しむってことですよね?
私の場合、開封と同時にある程度はカードの評価をして高額カードはスリーブに入れたり、色や種類ごとに分けたりしたいんですよね。
でも、ミステリーブースターの場合はこの作業が困難を極めるんです。
ミステリーブースターの中には次のようにカードが封入されています。
2枚:白のコモンかアンコモン
2枚:青のコモンかアンコモン
2枚:黒のコモンかアンコモン
2枚:赤のコモンかアンコモン
2枚:緑のコモンかアンコモン
1枚:多色のコモンかアンコモン
1枚:アーティファクトか土地のコモンかアンコモン
1枚:『基本セット2015』より前のカード
1枚:『基本セット2015』以降のレアか神話レア
1枚:コンベンション版はプレイテスト・カード、ストア版はフォイル・カード
※通常、お店で買うブースターパックの場合は最後の一枚はFoilカードが封入されています
分かりますかね?
通常やったらトークン1枚、土地1枚、コモン9枚、アンコモン3枚、レアもしくは神話レア1枚の15枚で一つのパックができています。
※確率でコモン1枚がコモン、アンコモン、レア、神話レアのFoilになることがあります。
コモンに関してはめちゃくちゃ優秀なカードやったとしても一枚150円ぐらいで、アンコモンなら300円ぐらいでしょうか?
なんでかというとコモンやアンコモンはパックをむいていれば大量に手にはいるので自然にある程度値段が落ちるんです。
ところがミステリーブースターの場合は約1700枚のカードを印刷して特殊な封入方法を採用しているため1枚あたりで考えていくとコモンもアンコモンもレアも出てくる期待値はそこまで変わらないんですよ。
しかも大昔の超優良コモンやアンコモンなんかも封入されてしまっているので、「レア枠よりもコモンやアンコモンとして出てきたカードの方がバカみたいに高い」みたいなことも結構あります。
また、色毎に封入されているし、それぞれがアンコモンの可能性があるし、2015年以前のカードの封入枠についてはコモンからレアまで可能性がある…
などなど、開封すればするほど混乱を極めていきます。
ただ「ミステリーブースターはドラフトで楽しんでね」というコンセプトで作られているパックなのでとにかくカオス封入が売りで、こうなるのは当然といえば当然なんです。
しかも、ミステリーブースターは多言語展開しておらず英語版のみ。
ただでさえ分からんカードがうじゃうじゃでてくるのにカード名を理解するのにもいちいち時間がかかります。
そんなこんなで、自分が開封するときにミステリーブースターの当たりカードをまとめてくれているブログとか通販サイトとかを見てみたんですが私のような復帰勢には難易度が高かったんですよね。
従来の分類方法ではワクワクできない理由
通販サイトでの分類は基本的にはレアリティ毎にされています。
もちろんシングルカードを購入したい人にとってはその方が便利です。
でも、ミステリーブースターはレアリティ毎に封入されてないんです。
だから、開封したい人にとってあまりレアリティ順のリストは役に立たないんですよ。
もう一度ご紹介しますが、これがミステリーブースターの封入順です。
2枚:白のコモンかアンコモン
2枚:青のコモンかアンコモン
2枚:黒のコモンかアンコモン
2枚:赤のコモンかアンコモン
2枚:緑のコモンかアンコモン
1枚:多色のコモンかアンコモン
1枚:アーティファクトか土地のコモンかアンコモン
1枚:『基本セット2015』より前のカード
1枚:『基本セット2015』以降のレアか神話レア
1枚:コンベンション版はプレイテスト・カード、ストア版はフォイル・カード
※通常、お店で買うブースターパックの場合は最後の一枚はFoilカードが封入されています
各セクション毎に121枚のカードのシートを印刷して、それを切り分けて封入してるんですよね。
121枚×14シート=1694枚
これにFoilのシートで追加の121枚
それぞれのシートから一枚ずつ封入するという奇想天外な方法を用いることでミステリーブースターの中には約1700枚ものカードがバラバラにカオス封入されているんです。
例えば2000円以上の値段がついている黒のアンコモンである【悪魔の教示者】がどこから出てくるか分かりますか?
正解は黒のコモン・アンコモン枠に入っているので、パックを剥いた時の5枚目か6枚目にでてくるんですよ。
それでは、コモンカードで1400円する【魔力変】はどうでしょう?
「多色のコモン・アンコモン枠だから11枚目から出てくるんでしょっ!」って思った人が多いんじゃないでしょうか?
残念、不正解です。
こちらのカードは『基本セット2015』より前のカード枠として入っているので13枚目からでてきます。
また、Foilカードについても通常のエキスパンションの場合は収録カードの中からランダムでFoil化されたカードが封入されているんですがミステリーブースターはFoil枠と通常カード枠は全くの別物なんですよ。
つまり、Foilで収録されているカードはFoilとしてしか出てきませんし、その逆で通常カードとして収録されているカードがFoilとして出てくることもありません。
ミステリーブースターのパック開封の時に使う当たりカードリストとして役に立つのはレアリティ順じゃないんです。
ズバリ、必要なのは「出てくる順」の当たりカードリストです。
もちろん、再録カードだけでミステリーブースターは構成されているので「MTGの黎明期からずっとプレイしてるよっ!」って人でカードの価値を把握している人にとってはそんなものは不要だと思います。
でも、そういう人は再録カードだけで構成されているこの手のブースターパックは開封しないですよね?
きっとミステリーブースターの本来の目的であるドラフトの際にパック開封して「懐かしい~」みたいに楽しむんだと思います。
ただ、私と同じような休眠期間が長かった復帰勢にとってはあったら便利で、なによりもパック開封の楽しさが倍増すると思いますので作成してみました。
もしよかったらご活用ください。